毎年9月下旬から10月上旬ごろに放送される、キングオブコント。
漫才日本一を決めるM-1グランプリと対をなす、コント日本一を決める大会ですね。
優勝賞金1000万や副賞、冠番組を持つ権利などたくさんもらえるだけあって、芸人の皆さんも気合いが入りますね!
今回はそんなキングオブコントの歴代優勝者やファイナリスト、最高得点は誰だったのか、まとめてみました。
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キングオブコントのルールや採点方法!
キングオブコントは細かいルールや審査方法が少しずつ変わってきていますが、2015年の第8回大会からは今のスタイルになっています。
第1回の審査方法は、ネタの得点と準決勝に敗退した芸人100による投票制で優勝を決定。
第2〜6回の審査方法は、決勝進出者8組がそれぞれ2ネタ披露し、合計得点で優勝が決まります。
第7回はファイナリスト10組が5組ずつに分かれ、一騎打ちの戦いで勝ち抜いていき優勝が決定します。
そして第8回目以降から現在までは、ファイナリストが2ネタを披露して、審査員5名による合計得点で、優勝が決まります。
キングオブコントの歴代優勝者は?
続いて、キングオブコントの歴代優勝者を全組見ていきましょう!
第1回:キングオブコント2008年
優勝者:バッファロー吾郎
点数:460点 5:2 投票で優勝
ネタは「バトル漫画」「博士」の2本。
ベテランらしい堅実なネタで優勝を獲得しました。
第2回:キングオブコント2009
優勝者:東京03
点数:1788点 (835点+953点)
ネタに関して高い評価を得ている実力派コント師・東京03が見事優勝。
ちなみに準優勝はM-1王者でもあるサンドウィッチマン。
1本目のネタはサンドウィッチマンの方が高得点でしたが、2本目のネタで東京03が見事逆転優勝しました。
第3回:キングオブコント2010
優勝者:キングオブコメディ
点数:2010年 1836点 (908点+928点)
ボケ担当の今野さんの強烈なキャラで見事優勝。
その後、ボケの高橋さんの不祥事により現在は解散しています。
第4回:キングオブコント2011
優勝者:ロバート
点数:1876点 (942点+934点)
コント師としてもタレントとしても活躍中のロバートの三人。
それぞれの個性を生かした職人技が光りました。
第5回:キングオブコント2012年
優勝者:バイきんぐ
点数:1941点(967点+974点)
西村さんの演技が上手で、小峠さんの鋭いツッコミで勢いのある、面白いネタでした。
当時は全くの無名だったバイきんぐですが、この優勝をきっかけに大ブレイク。
小峠さんは今やテレビで見ない日は無いくらいの大活躍で、西村さんも個性的なキャラを生かして活躍していますね。
第6回:キングオブコント2013
優勝者:かもめんたる
点数:1905点
岩崎さんのちょっとキモ怖いボケに、槙尾さんのツッコミが入るのが、なんとも言えない面白さです。
会場では悲鳴が上がる事もありましたが、見事優勝。
第7回:キングオブコント2014年
優勝者:シソンヌ
点数:74点
高い演技力と独特な世界観が持ち味のシソンヌ。
なんともたまらない面白さですね。
準優勝はチョコレートプラネットでしたが、27点:74点という大差でシソンヌが優勝を手にしました。
第8回:キングオブコント2015
優勝者:コロコロチキチキペッパーズ
点数:933点
卓球ネタは今も衝撃的な面白さでした。
ロックバンドSURFACEの名曲『さぁ』に合わせて西野さんが踊るところは、とても最高でした!
ナダルさんは独特なキャラを生かしバラエティ番組で大活躍していますね。
第9回:キングオブコント2016年
優勝者:ライス
点数:936点
関町さんのお客さんと田所さんの店員による、お漏らしコントが会場の笑いを取っていましたね。
優勝前から高い実力は評判で、現在も劇場や単独ライブで活動しています。
第10回:キングオブコント2017年
優勝者:かまいたち
点数:942点
漫才・コントの両方を得意とするかまいたち。
M-1グランプリでもファイナリストになるなど大活躍中。
1STステージのネタも面白かったですが、わたし的には2NDステージのウエットスーツネタが、笑いすぎて腹筋崩壊でした!
ただ、準優勝のにゃんこスターの方が話題になってしまっており、ちょっとかわいそうでしたねw
第11回:キングオブコント2018
優勝者:ハナコ
点数:936点(464点+472点)
若手トリオのハナコが、ベテラン勢や実力者を抑え見事に優勝しました。
二人がネタをしてるところに、菊田さんがちょいちょい入ってくるのがまた面白いかったですね。
[quads id=2] [quads id=4]キングオブコントの歴代ファイナリストは?今や大活躍の人たちも!
続いてキングオブコントの歴代ファイナリストを並べてみました!
黄色付けは優勝者、太字は今大活躍している方々。
第1回:キングオブコント2008
- バッファロー吾郎(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)
- ザ・ギース(ASH&Dコーポレーション)
- 天竺鼠(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)
- TKO(松竹芸能)
- バナナマン(ホリプロコム)
- ロバート(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- チョコレートプラネット(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- 2700(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)
第2回:キングオブコント2009
- 東京03(プロダクション人力舎)
- サンドウィッチマン(フラットファイヴ)
- しずる(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- インパルス(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- モンスターエンジン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)
- ロッチ(ワタナベエンターテインメント)
- 天竺鼠(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)
- ジャルジャル(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)
第3回:キングオブコント2010
- キングオブコメディ(プロダクション人力舎)
- ピース(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- TKO(松竹芸能)
- ジャルジャル(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- ラバーガール(プロダクション人力舎)
- しずる(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- ロッチ(ワタナベエンターテインメント)
- エレキコミック(トゥインクル・コーポレーション)
第4回:キングオブコント2011
- ロバート(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- 2700(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- モンスターエンジン(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)
- インパルス(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- 鬼ヶ島(プロダクション人力舎)
- TKO(松竹芸能)
- ラブレターズ(ASH&Dコーポレーション)
- トップリード(太田プロダクション)
第5回:キングオブコント2012
- バイきんぐ(SMA NEET Project)
- さらば青春の光(松竹芸能)
- かもめんたる(サンミュージックプロダクション)
- しずる(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- うしろシティ(松竹芸能)
- 夜ふかしの会(劇団夜ふかしの会(フリー)
- 銀シャリ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)
- トップリード(太田プロダクション)
第6回:キングオブコント2013
- かもめんたる(サンミュージックプロダクション)
- 鬼ヶ島(プロダクション人力舎)
- 天竺鼠(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)
- さらば青春の光(フリー)
- TKO(松竹芸能)
- ジグザグジギー(マセキ芸能社)
- アルコ&ピース(太田プロダクション)
- うしろシティ(松竹芸能)
第7回:キングオブコント2014
- シソンヌ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- ラバーガール(プロダクション人力舎)
- バンビーノ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)
- 犬の心(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- チョコレートプラネット(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- 巨匠(プロダクション人力舎)
- リンゴスター(プロダクション人力舎)
- さらば青春の光(ザ・森東)
- ラブレターズ(ASH&Dコーポレーション)
- アキナ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)
第8回:キングオブコント2015
- コロコロチキチキペッパーズ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)
- バンビーノ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)
- ロッチ(ワタナベエンターテインメント)
- ジャングルポケット(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- 藤崎マーケット(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)
- アキナ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)
- ザ・ギース(ASH&Dコーポレーション)
- 巨匠(プロダクション人力舎)
- うしろシティ(松竹芸能)
- さらば青春の光(ザ・森東)
第9回:キングオブコント2016
- ライス(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- ジャングルポケット(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- かまいたち(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)
- タイムマシーン3号(太田プロダクション)
- かもめんたる(サンミュージックプロダクション)
- しずる(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- ジグザグジギー(マセキ芸能社)
- だーりんず(SMA NEET Project)
- ななまがり(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- ラブレターズ(ASH&Dコーポレーション)
第10回:キングオブコント2017
- かまいたち(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)
- にゃんこスター(フリー)
- さらば青春の光(ザ・森東)
- ジャングルポケット(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- アンガールズ(ワタナベエンターテインメント)
- わらふぢなるお(サンミュージックプロダクション)
- アキナ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪)
- ゾフィー(フリー)
- パーパー(マセキ芸能社)
- GAG少年楽団(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
第11回:キングオブコント2018
- ハナコ(ワタナベエンターテインメント)
- わらふぢなるお(グレープカンパニー)
- チョコレートプラネット(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- さらば青春の光(ザ・森東)
- ロビンフット(SMA NEET Project)
- ザ・ギース(ASH&Dコーポレーション)
- マヂカルラブリー(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- だーりんず(SMA NEET Project)
- GAGよしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
- やさしいズ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京)
ここからブレイクした芸人さんたちもいらっしゃいますね。
第一回大会では、今や審査員を務めるバナナマンさんも出場。
最近IKKOさんや和泉元彌さんのモノマネで大活躍中のチョコレートプラネットさんも、第一回大会から出場。
銀シャリやマジカルラブリー、ジャルジャルなどM-1でも名を残している方々も出場しているのが特徴的です。
アキナやさらば青春の光などは、もはや常連ですね。
1STステージと2NDステージのネタをどうもっていくかで、審査員の印象がガラリと変わると思います。
1STステージの得点が下でも、2NDステージで逆転もあるので、最後まで目が離せません。
キングオブコントの歴代最高得点は誰?
続いてキングオブコントの歴代最高得点について調べてみました。
2008年~2014年
前述の通り2014年までは審査方法がその年によって違うので、全てを一概に比べられないのですが、最高得点については下記の通りです。
- 2008年:バッファロー五郎(460点)
- 2009年:東京03(1788点 )
- 2010年:キングオブコメディ(1836点)
- 2011年:ロバート(1876点)
- 2012年:バイきんぐ(1941点)
- 2013年:かもめんたる(1905点)
- 2014年:シソンヌ(74点)
ここまででは、2012年優勝のバイきんぐさんが最高得点となりますね。
2015年~
2015年以降はルールが固定となり審査員も以下の5人の確定。
審査員:松本人志さん(ダウンタウン)、大竹一樹さん・三村マサカズさん(さま~ず)、日村勇紀さん・設楽統さん(バナナマン)
そして点数が下記の通りです。
- 2015年:コロコロチキチキペッパーズ(933点)
- 2016年:ライス(936点)
- 2017年:かまいたち(942点)
- 2018年:ハナコ(936点)
2015年以降の同一ルールでは、2017年優勝のかまいたちさんが最高得点になりますね。
キングオブコントの歴代最高得点は誰?まとめ!
一概に比べられませんが、2014年までの変則ルールではバイきんぐさんが最高得点。
ルールが固定となった2015年以降では、かまいたちさんが最高得点。
という事ですね。
ちなみにバイきんぐさんは1STステージと2NDステージ両方とも、1位で優勝しました。
かまいたちさんは、1STステージは2位、2NDステージは1位で優勝しています。
まとめ
M-1グランプリに比べると、キングオブコントは多少、話題性に欠けるかもしれません。
漫才はマイク一つで出来ますが、コントは事前の準備が大変ですよね。リハーサルをしたり、本場で失敗しないようにしなければなりません。
コントの面白さは、道具や背景を目で見て楽しめることと、その演出もワクワクしながら楽しめることですね。
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