バカリズムさんは今や芸人のみならず、役者・脚本家・作家と多彩な才能を発揮しています。
そんなバカリズムさんは、実は昔コンビとして活動していたことを知っていましたか?
そこで今回は、バカリズムさんの相方さんは誰で、今どうしているのか?コンビ時代のネタやエピソード等、気になったので調べてみました。
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目次
バカリズムの相方は今?
バカリズムさんはもともとコンビで活動していました。
そしてそのコンビ名が『バカリズム』。
つまりコンビ名をそのまま、今のピン芸人になってからも使用しているという事です。
そしてバカリズムさんの相方がこちら。
左側がバカリズムさん、右側の方が相方さんですね。
結成:1995年
ボケ担当:升野英知さん(ますの ひでとも)→バカリズムさんの本名
ツッコミ担当:松下敏宏さん(まつした としひろ)
バカリズムさんの相方は『松下敏宏さん(まつした としひろ)』さんという方!
なかなかイケメンですね!
そんなバカリズムさんの相方・松下敏宏さんは今芸能界を引退し、一般人として働いているようです。
もともとバカリズムさん(枡野さん)とのコンビ結成のきっかけは、当時通っていた日本映画学校の授業でコンビを組んだ事。
当初は「きくらげ」のコンビ名で、命名やネタ作りは松下さんが主導権を握っていたそうですが、その後は「バカリズム」のコンビ名で、升野さんが主導権を握って活動。
1990年代後半から2000年代半ばにかけて『爆笑オンエアバトル』や『エンタの神様』『笑いの金メダル』『笑う犬』など数々の番組に出演していました。
業界や芸人仲間からは高い評価を受けていましたが、今一つブレイクには至りませんでした。
そのため2005年頃にコンビは解散し、松下敏宏さんは所属事務所と芸能界を引退しています。
バカリズムのコンビ解散理由は?
そんなバカリズムのコンビ解散ですが、その理由は相方である松下敏宏さんが『芸人を辞めて普通に働きたい』と申し出たため。
そして升野さんもそれを承諾したため、2005年11月末に松下さんは事務所を退社し一般人として働くようになりました。
前述の通り、バカリズムは当時業界や芸人仲間からは高い評価を得ていたものの、やはりブレイクとは程遠い状態。
売れない若手芸人の生活はかなり苦しいので、松下さんは耐えられなかったのでしょうね。
当時の事をバカリズムさん(枡野さん)は以下のように回想しています。
ネタの個性や着眼点、発想は素晴らしかったようですが客観視できておらず、お客さんに伝わっていなかったようです。
『売れないことをお互い相方のせいにしたりしてた。』という言葉もあったので、当時はコンビ仲もあまり良くなかったのかも。
こうしたことも解散理由なのでしょう。
解散ではなく脱退
そんなバカリズムですが、厳密には『解散ではなく脱退』だと枡野さんは語っています。
松下さんから解散の申し出を受けた際、解散してしまうと芸歴がリセットされてしまうのがイヤだった為、『松下さんの脱退』という形にし升野さんが一人でバカリズムとして活動することにしたのだとか。
コンビのバカリズムとしての活動期間は1995年〜2005年まで。
バカリズムさんは芸歴25年のベテランで、ピンになって更に活躍されましたね〜
元相方さんの松下さんは、現在一般人として暮らしているそうですが、後輩のお笑いライブを観に来るそうですよ。
今もテレビで、バカリズムさんの活躍を見守っていることでしょう!
[quads id=2] [quads id=4]バカリズムのコンビ時代のネタやエピソードは?
続いてそんなバカリズムのコンビ時代のネタやエピソードについてご紹介します。
コントを調べてみたら、YOUTUBEで色々出てきました。
バカリズムのコンビ時代のネタ『タクシー』
とにかくネタが面白い!
バカリズムさんが運転手役で、松下さんがお客さん役。
二人の会話がどこかでで聞いたことあると思ったら。。
二人の会話が歌の歌詞のフレーズになっていてw、枡野さんがどんどんボケ倒していく掛け合いが非常によくできています。
ロード→負けないで→壊れかけのRADIO→うる星やつら→プレイバックPART2と、次々と歌ボケしていくところが、とても面白いですw
バカリズムのコンビ時代のネタ『屋上』
こちらも面白くておススメです!
松下さんが死のうとしてる役で、バカリズムさんがそれを止めようとしてる役
止めようと説得し始めるのですが言葉の曖昧なやりとりがとても面白いです。
枡野さん:死のうとしているのか?そっちに行こうとするから
松下さん:来ようとするな
枡野さん:話を聞こうとするから
松下さん:会社が倒産しようとしている。多額の借金を背負わされそうとしている。社長が夜逃げしようとしている。
枡野さん:甘ったれようとするんじゃない
・・・以下省略
一部を書いてみました。
ずっと『~しようとする』とあいまいな表現で突き進んでいます。
昔からバカリズムさんらしいというか、他の人とは視点が違う面白さがあるネタでした。会場は大爆笑です。
詳しくは、是非動画でご覧ください。
コンビ時代のエピソード!
これらのコンビ時代のネタづくりやライブの打ち合わせは、当時バイトしていたカラオケ店でやっていたそうです。
仕事しろよって感じですが。。。(笑)
店長はいい方だったんですねw
次にバカリズムさんはインタビューで、コンビの頃について語っているものがありました。
川田「バカリズムさんの第1の人生のターニングポイントはいつのことですか?」
バカリズム「2006年 30歳、R-1ぐらんぷりの決勝進出の時です。10年間コンビでやって、30歳になる1日前くらいにコンビの最後の仕事を終えて。
30歳になった直後は仕事ゼロの状態だったんですよ、その翌年の2月にR-1ぐらんぷりの決勝に行くことができたんですよね」川田「コンビを解散される時に、この世界を辞めようとは考えなかったですか?」
バカリズム「まったく思わなかったですね、コンビ解散する時ってその予兆はあるんですよ。”相方、そろそろ見切りつけようとしてるな”とか、僕は早い段階で自分1人のネタを作り始めて、コンビの最後の仕事がライブだったんですけど、そのライブの折り込みチラシには僕1人の単独ライブのチラシを入れてたんです、用意周到だったんですよ(笑)」
川田「そうだったんですか」
バカリズム「もちろん相方にもその話はして、辞めたいという話をされた時に、解散という形にしちゃうと僕もゼロからやらないといけない、コンビで積み上げてきたものもあるし、僕自身は何も変わらないから、脱退という形にして『バカリズム』という母体は残すからと言って」
川田「そこも考えられて次に繋げてるんですね。こんなにすぐR-1ぐらんぷりで決勝にいけると思っていましたか?」
バカリズム「行かないとダメだなと思ってました、エントリーするからには絶対出なきゃいけないなっていうプレッシャーがあって。
コンビ解散は悲壮感が出ちゃうというか、それが嫌だったので、払拭するためには早めにコンビ以上の結果をピンで残すことだと思ったんですよ。決勝に行くことが絶対条件だと思っていました」
出典:「30歳になったばかりで、仕事もゼロで、お金もないわけですよ」:バカリズム
前述の解散時のエピソードを語っていますが、前兆はあったようですね。
解散前から一人でピンネタ作りをやっていたというのは、かなり用意周到ですw
実際、バカリズムさんがブレイクしたのはコンビ時代ではなく、ピンとして2006年R-1ぐらんぷりの決勝進出の時からではないでしょうか。
「トツギーノ」の紙芝居ネタで、一気に名前が知れ渡ったといっても過言ではありませんね。
コンビからピンになって、とても不安だったと思います。
これから先、一人でバカリズムを背負って成功していかなければならないんですから。
バカリズムさんは、強い意志と決意で歩んできた方だと思いました。
まとめ
以上、バカリズムさんの相方は今何をしてるのか?、コンビ解散理由やコンビ時代のネタについてご紹介しました!
コンビ解散は辛かったでしょうが、バカリズムさんに間の活躍はこういった苦労や経験が生きているのかもしれません!
バカリズムさんこと升野さんのこれからの活躍に期待したいですね!
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